スケーリング・ルートプレーニング(SRP)について
こんにちは
猛暑が続いていますね・・・皆様、熱中症には充分ご注意下さいね
さて、歯周病とは細菌(プラーク)が原因で起こる慢性炎症です。
今回は、歯周病に対する治療は様々なものがありますが、スケーリング・ルートプレーニング(SRP)についてご説明します
スケーリング・ルートプレーニングとは、歯石を除去する処置です。
歯石とは、プラークが硬くなったものです。表面がでこぼこしているため、プラークが付着しやすく細菌の温床になり歯周病を悪化させてしまう悪いものです。
しかし歯石は硬く歯にくっついているため、歯磨きで取り除くことができません。
そこでスケーリング・ルートプレーニング処置を行い、歯石を取り除いて歯を綺麗にする必要があるのです
スケーリング・ルートプレーニングには、他にも歯の表面を滑沢にして、プラークがつきにくくする事や、炎症がある場合に綺麗にして炎症をおこしている歯周組織が治癒しやすい環境を整える事も目的としています
歯周組織を改善することができるスケーリング・ルートプレーニングは、歯周病治療の根幹を成す大事な処置となっています
歯石はおよそ2日でできると言われているので、最近クリーニングしていない、口の中がざらざらするという方はスケーリング・ルートプレーニングが必要かもしれません。
一度来院していただき、是非検査させていただければと思います
ご来院お待ちしております。
R
日付: 2020年8月31日 カテゴリ:スタッフブログ, 歯周病治療
こんにちは
皆様いかがお過ごしでしょうか。
梅雨入りして紫陽花をちらほら見かけますね
紫陽花を横目にほっこりしながら毎日出勤しております。笑
そんな話はさておき、今日は大人の虫歯についてのお話をしようと思います
中高年の虫歯は、歯の根本に起こる事が多いです。
加齢に伴って歯茎が下がり、今まで歯茎で覆われていた根面が露出してきてしまいます。
根面は象牙質と呼ばれる歯質で、特に酸に弱いので虫歯になりやすいです。
さらに加齢に伴って唾液の分泌も減り、再石灰化されにくくなります。
また、根面の虫歯は治療が難しく、神経に近い部分まで進行しやすいのも特徴です。
歯の根本が見えてきたら徹底的な虫歯予防が必要です
毎日のセルフケア、定期的な検診やクリーニングでしっかり予防していきましょう
A
日付: 2020年6月30日 カテゴリ:スタッフブログ, 予防歯科
こんにちは
少し涼しくなってきましたが、まだまだ暑い日もありますね
まだ暑い日もありますので油断せず、水分補給はしっかりしましょう
少し遅い気もしますが、、、
今日は水分補給時の注意点についてお知らせします
水分補給!と言われてスポーツドリンクを思い浮かべる方は少なくないと思います。
しかし、そのスポーツドリンクには大きな落とし穴が、、、
スポーツドリンクはおいしくする為にたくさんのお砂糖が含まれています。
お水のpHは7.0ですが、スポーツドリンクのpHは3.5とかなり低いのです。
(ちなみにコーラのpHは2.2)
歯というものはpHが5.5以下になってしまうと溶かされてしまいます。
いわゆる虫歯を作ってしまうのです。
ガブガブ飲んでそのまま歯磨きをしないと、お口の中はどんどん虫歯を作りやすい環境になってしまうということです
小さなお子様にも夏の間スポーツドリンクを与えていたという方
気づかないうちにお子様は虫歯を作っているかもしれません・・・
恐ろしいですね
そこで、注目されているのが経口補水液です
OS-1などの商品をスーパーや薬局で見かけるかと思います。
経口補水液には2%のブドウ糖が含まれているため、甘みも感じます。
しかし、あまり美味しくない、、、という評判を聞くこともあるのではないでしょうか。
しかし、その「美味しくない」ということが、「摂取しすぎない」ということに繋がるので、虫歯予防にもなります
また、経口補水液は体内に水分や電解質、ブドウ糖を吸収しやすくする為に絶妙なバランスでナトリウムが含まれています。糖を多く含むスポーツドリンクに比べ、圧倒的に効率よく体内に水分を補給することができるのです
今年はスポーツドリンクをたくさん飲んだ!という方は、来年の夏からは、経口補水液を試してみるのもいいかもしれませんね
また、今年はスポーツドリンクの飲みすぎで虫歯も気になる!というかたはお気軽にご相談ください
Y
日付: 2019年9月5日 カテゴリ:スタッフブログ, 予防歯科
梅雨の季節となりましたね
皆さまいかがお過ごしでしょうか
この時期になるとなかなか天気に恵まれず、洗濯物を屋内で干す事もおおくなりますよね。
そうなると、洗濯物の生乾きの臭いに悩まされてしまう事が多くなると思います
風通しがわるく、菌やカビが繁殖してしまう事が原因なのですが、その菌の中でも臭いの
主はモクラセラ菌とよばれる、ヒトの口腔や気道などの粘膜に常に存在する菌なのです
ヒトの身体には常に存在する菌、常在菌という菌が存在します。
モクラセラ菌もその1つです
でも、ヒトの口から生乾きの臭いがする事なんてないですよね
それはこのモクラセラ菌が存在はするものの、臭いを発生するほど繁殖を起こさないからなんです。
菌は繁殖する事で悪さをし、さらに悪性の強い菌を呼んできて、自分達の住みやす環境をつくっていきます
虫歯や歯周病も元々はヒトの口の中の常在菌が原因となり発症します。発症するとゆっくりと菌が自分達の住処を増やしていきます
それを防ぐ効果的方法は正しいブラッシングです
それぞれに合ったブラシをつかって正しいブラッシングを身につけ、菌の繁殖を防いでいきましょう
Z
日付: 2019年7月1日 カテゴリ:スタッフブログ, 予防歯科
こんにちは
令和初投稿です。
すっかり暑くなってきましたね
そろそろ梅雨入りでしょうか。
天気が悪いと体調がすぐれない方がいらっしゃると思います。
気温、気圧、湿度の変化が大きいと身体にストレスを与えているようです
人には環境の変化に左右されないために、ホメオスタシス(恒常性)という機能が備わっており、健康状態が良い時は対応できるのですが、ストレスや疲労などで機能が維持できなくなると、自律神経の乱れ、体のだるさや頭痛など、身体に影響を与えることがあります。
口腔内への影響としては、歯が浮く(噛むと痛い)という症状がみられます。
まずは気象の変化に負けない体づくりが健康維持のひとつになります
しっかり食事をとって、しっかり睡眠をとりましょう
また、痛みがないとなかなか歯科医院へ行くことがないかと思いますが、予防のためにも定期的に歯科検診を受けることをおすすめします
E
日付: 2019年5月31日 カテゴリ:スタッフブログ, 予防歯科
こんにちわ
まずはお休みのご案内です。
当院は、明日4月27日から5月6日までお休みをいただきます。5月7日から通常通りの営業となります
もしその期間中に何かあった場合は、お住いの地域の歯科医師会のHPより休日診療で営業しているところがありますので、そちらへご連絡をいただければと思います。よろしくお願いします。
さて、皆様はGW中いかがお過ごしでしょうか?
この期間中、飛行機などのチケットが非常に取りにくいと聞きましたので、旅行などに行かれる方が多いのではないでしょうか。
旅行といえば、その地域の美味しいものを食べ歩きする方が多いと思います。
甘いものなどもたくさん食べてしまいますよね
久々の長期休みで日頃の疲れを癒すため、是非旅行など楽しんでもらいたいと思いますが、そのかわりにお口のケアも忘れないようにお願いします
歯磨きの仕方などはブログで今までも何度もご紹介してきていると思いますが、すごく入念に歯磨きをしていてもそれだけではやはり完全に汚れはとれきれません。
歯の隙間や奥に詰まった汚れは歯磨きのみでとるのは我々でも無理です。
旅行で色々もっていくと荷物になるから嫌だという方もいらっしゃるかと思いますが…
・歯間ブラシ
・デンタルフロス
はとっても小さいサイズなので歯磨きセットのポーチにポンっと追加で入れてあげて下さい
歯磨きにプラス歯間ブラシやデンタルフロスを活用しましょう
これを習慣づけていただけると我々はとても嬉しいです
お口を常に綺麗にしておくと、美味しい食べ物もより美味しく感じると思います
皆様是非、楽しい休暇をお過ごし下さい
と
日付: 2019年4月26日 カテゴリ:スタッフブログ, 予防歯科
皆さんこんにちは
突然ですが、皆さんは歯を磨く時に
歯ブラシ以外に使っているものはありますか?
普通の歯ブラシのみのブラッシングでも
しっかり磨けたような気はしますよね
しかし、普通の歯ブラシのみでは
お口の中全体の約6割程しか汚れを落とせていないことがほとんどなのです
ビックリですよね
残りの4割は、歯と歯の間や
1番後ろの歯の後ろの面などに残っているのです
そこで、使っていただきたいのが
デンタルフロス や 歯間ブラシ や ワンタフトブラシ などの補助用具です
お口の中の状態によって使い分けが必要なので
歯科医院にて、自分にあった補助用具を選んでもらうことをおすすめします
磨きにくい部位や、物がはさまる部位など
当院の歯科衛生士がしっかり指導させていただきます
是非、お気軽にお声掛けください
よ
日付: 2019年1月30日 カテゴリ:スタッフブログ, 予防歯科
みなさん紅葉がキレイに色づいてきましたね
今回は歯科雑誌にのっていた患者さんからよくある質問をご紹介します
Q. 忙しくて歯磨きは夜一回でも大丈夫??
A. 歯磨きの回数増加は虫歯や歯周病予防だけでなく、
糖尿病予防等にも貢献する可能性が高いので、毎食後のブラッシングを目指しましょう
直近の実態調査では毎日2回以上歯を磨く人は77%、毎日3回以上磨く人は25%、
一方毎日1回の人は約18%と報告されています。
このように1日3回以上の人が増加傾向にあり、2回以上のブラッシングが一般化しているといえます。
口腔内に溜まった汚れは成熟し、虫歯や歯周病原性をより強くします
また、歯石の原因にもなります。
ブラッシング回数が増えれば汚れが除去され口腔環境が改善されます
ただブラッシングは回数だけでなく、時間、技量、ブラッシング圧、歯ブラシの形状、歯磨剤使用の有無などの影響をうけますので、ぜひ歯科医院でのブラッシング指導や定期的にクリーングをしにきていただければと思います
最近は朝晩の寒暖差が大きいので体調を崩しやすいと思いますので気をつけてください
D
日付: 2018年11月12日 カテゴリ:スタッフブログ, 予防歯科
こんにちわ
「よく噛んで食べる」ことはとても大切で、たくさんのメリットがあります
皆さんも、なんとなくそう認識していらっしゃると思いますが
今回はそんな調理方法の工夫をお伝えします
食材は細かく切るほど噛む回数が減ります
例えばニンジンのみじん切りだと、噛む回数は約240回ですが、
スティック状のものだと約2倍の回数噛むことになります。
私たち日本人の主食のお米ですが、
白米よりも、雑穀米や炊き込みごはんにすることでより噛む回数は増えます
パンも焼いたものとそうでないものでは、やはり倍近く噛む回数は変わります。
ちなみに飲み物を飲みながら食べると、
食べ物を流し込んでしまうので、噛む回数は約半分ほど減ってしまうので、お気をつけ下さい
これからもおいしいお食事を楽しんで下さいね
担当:つ
日付: 2018年10月1日 カテゴリ:スタッフブログ, 予防歯科
こんにちわ
今、当院のスタッフでおめでたいことに妊婦さんになった人がいます
とてもおめでたいことなのですが、歯科として気をつけたほうがいいことがあるのでいい機会なのでお伝えしたいと思います
妊娠すると歯科として、歯肉炎にかかりやすく悪化しやすくなるといわれています。
理由はふたつありまして、ひとつは妊娠によるつわりや体調不良による歯磨きがなかなか難しくなり歯周炎になってしまうケース、もうひとつは歯肉炎には女性ホルモンが大きく影響するようで妊娠などで女性ホルモンの量が増加すると炎症反応が起こってしまって歯茎から出血しやすくなるそうです
なので、妊婦さんは普段よりさらにお口の中を清潔に保つ必要があります
産前検診や気分転換もかねてお口の中のクリーニングはとても大切なことですのでみなさん検診やクリーニングに是非行きましょう
A
日付: 2018年8月31日 カテゴリ:スタッフブログ, 予防歯科